日本への観光目的は「食を楽しむ」にはじまり、回を重ねると「温泉」にシフト JTB総研

JTB総合研究所は3月29日、韓国、台湾からの訪日旅行に関する調査結果を発表した。

エマージング・マーケット 中国・東アジア

JTB総合研究所は3月29日、韓国、台湾からの訪日旅行に関する調査結果を発表した。

昨年の訪日外国人旅行者の76%がアジアからの旅行者で、中でも韓国、台湾は1位、2位を占める大きなマーケット。両国からの旅行者は、日本を訪れる回数も増え、個人旅行で訪れる人も増えている。

日本への観光旅行の目的は、両国とも「日本食を楽しむ」が最も多く、来訪回数が増えると「温泉に入る」が多くなる。ただ、韓国人旅行者は、来訪回数が増えるにつれ「都市で買い物や食事などを楽しむ」といった「都市型観光」にシフトし、台湾人旅行者は「日本の歴史や文化を体験する」など「日本文化満喫型観光」へと目的がシフトしていくことがうかがえる。

日本での観光旅行で購入したものの回答のうち、具体的な商品名・ブランド名では、両国共通して食料品では「東京ばな奈」、衣料品では「ユニクロ」が多くあげられ、台湾では食料品で「じゃがポックル」があげられるなど北海道人気の高さがうかがえた。

次回特に行ってみたいところとしては、台湾は「北海道」が不動の人気で、韓国は訪日回数が増えると東京から「大阪」、「沖縄」へと変化している。

《レスポンス編集部》

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