ロッキード・マーチンは3月25日、同社のEAPS(エクステンデッド・エリア・プロテクション・アンド・サバイバビリティ)プログラムが、ミニチュア・ヒット・トゥ・キル(MHTK)インターセプターの最初の誘導テスト飛行に成功したことを伝えた。
非常に小さく機敏なインターセプターは、ロケットや大砲、迫撃弾などを、既存のシステムよりはるかに広い範囲で撃破するようにデザインされている。
テストはMHTKインターセプター・システムによって保護されたエリアで、敵の迫撃砲が発射された場合の戦術的状況を再現して行われた。
レーダーは飛行中の脅威を検出すると共に追尾することに成功し、戦術用に設定されたMHTKインターセプターは垂直に発射され、弾道経路を飛行して目標の迫撃弾に反射した地上の発光体からのエネルギーを感知した。そして反射したエネルギーに反応し、MHTKインターセプターは巧みにターゲットの近くを飛行、飛行中の目標の迫撃弾を通過すると共に、その捜索器を通してデータを集めることに成功した。