航空機に応答せず遅延、担当の管制官2人に10%減給処分…大阪航空局

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国土交通省大阪航空局は5日、高松空港で管制官が航空機からの呼びかけに応答せず、航空機2機の運航に遅延を生じさせたとして、管制官2人に10%の減給処分を行ったと発表した。

昨年12月17日午後6時23分頃に発生したこの事案では、主幹航空管制官(45歳)と航空管制官(64歳)の2名体制で勤務していたが、同日午後5時50分頃、航空管制官が私用のため管制塔を降り、主幹航空管制官1人で勤務する状況となった。その後主幹航空管制官が居眠りしたため、到着機からの呼び出しに応答できず、2機の運航に遅延を生じさせた。

処分は国家公務員法に基づくもので、居眠りをした主幹航空管制官に対し3ヵ月間俸給の月額の10分の1減給、私用により職務を離れた航空管制官に対しては6ヵ月間俸給の月額の10分の1減給とした。

同局では「誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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