ボーイングは2月26日、同社によって製造された練習機『T-45』のフライトシミュレーターを、海軍の安全と経費削減を目的とした陸上トレーニングの為に供給したことを発表した。
このフライトシミュレーターは、最先端の視覚と最高の迫真性を使って海軍の航空兵(NFO)を陸上で訓練することができ、高価な航空機での実地訓練にかかる費用と時間を削減する。
この装置はアメリカ海軍によって、『F/A-18』と『EA-18G』、『EA-6B』プラットフォームへの移行に関する高度な教育を提供する為に使用される。訓練生はこのフライトシミュレーターを使って、ナビゲーションやコミュニケーション、非常事態や目標確認、武器の扱いや基本的な運搬オペレーションなどを学ぶことができる。