フランスの自動車大手、ルノーは、『カングー』の大幅改良モデルの概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開される。
現行カングーは2世代目で、2007年に欧州で発表。商用車と乗用MPVの2種類があり、ホイールベースも積載性に応じて、2種類が設定されている。
今回、ルノーは現行カングーに、デビューから5年を経て、初の大幅改良を実施。そのハイライトは、新しいフロントマスクだろう。ルノーの最新デザイン言語が反映され、従来モデルに対して大幅にイメージを変えた。
インテリアは、ダッシュボードのデザインを手直し。ステアリングホイールやセンターコンソールも新デザインだ。各部のクオリティの引き上げも追求されている。
エンジンはディーゼル3機種を用意。1.5リットル直4ターボディーゼル「dCi」の最大出力75psと90ps仕様は、アイドリングストップの効果もあり、欧州複合モード燃費23.2km/リットル、CO2排出量112g/kmと環境性能が高い。