日産自動車の欧州法人、欧州日産は2月17日、欧州市場向けの新型『ノート』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開される。
新型ノートは2012年8月、日本国内で発表。2世代目モデルは、グローバルモデルの位置付けで、今回発表された欧州仕様は、英国サンダーランド工場で生産される。また1月のデトロイトモーターショー13で発表された北米仕様は、『ヴァーサ ノート』のネーミングで発売されることが決定済み。
今回発表された欧州仕様と日本仕様で、大きな違いはない。外観で目を引くのは、専用のフロントグリル程度。日本仕様は横基調だが、欧州向けはメッシュデザインを採用し、日本と欧州で微妙に表情を変えている。
搭載エンジンは、欧州仕様らしく、日本にないディーゼルを設定。排気量1.5リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、ルノー日産アライアンスが新開発。最大出力は90ps。欧州複合モード燃費27.8km/リットル、CO2排出量95g/kmという優れた環境性能を実現する。