格安航空会社エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は2月13日、タイのインラック・シナワトラ首相と会談し、タイを長距離部門子会社エアアジアXの域内第2の拠点とするためタイ政府に協力を要請した。
フェルナンデスCEOは会談の後、タイを域内のハブとすることができるとの自信を示した。インラック首相は、タイを拠点とした就航先の検討を行うために運輸省にエアアジアと共に検討を行うように指示したという。
タイ政府は海外からの直行便を就航させるためチェンマイやウドンタニ、クラビなどの空港を整備している。
エアアジアXは今年は新たに3ルートを就航し、2ケタ成長を目標に掲げている。また新規株式公開(IPO)も予定している。来年にかけて14機の機体を導入する予定だ。
同社は現在日本、中国、豪州、台湾、韓国、ネパールなどに就航している。