ビー・エム・ダブリュー(ジャパン)は、3月2日よりMINI『ペースマン』の販売を開始すると発表。その席上で、2013年の同社のニューモデル導入に関して説明が行われた。
2013年、BMWは第2四半期に多くのモデルが登場する。現在受注が開始されている『M6グランスポーツ』(1月16日発売開始)の他、『Z4』はフェイスリフトし登場。『3シリーズ』には『3シリーズグランツーリスモ』がデビューすると同社代表取締役社長のアラン・ハリス氏は述べる。
そして、「私は非常にクルマが好きな人間なので、このクルマを紹介できるのを非常にうれしく思います」とハリス氏が紹介するモデルは、BMWが2012年DTMチャンピオン獲得を記念した限定モデル『M3DTMチャンピオンエディション』だ。「過去15年間優勝することが出来ませんでしたので、我々にとってはカムバックにあたります」という。このクルマは限定生産モデルで、そのうちの何台かは日本に導入する予定だ。
また、BMW iも導入される。BMW『i3』はEV、『i8』はプラグインハイブリッドスポーツカーでフラッグシップとなる。ハリス氏は、「今年度末のモーターショーでリリースする予定で、その直後受注を開始。来年第1四半期には納車を開始していく予定です」とする。
最後に、「BMWの特質である、パフォーマンス、ダイナミズムを具現化したクルマが登場することで、我々が新たな顧客層を取り込むことが出来る一つの手段になる製品だと考えています」と期待をにじませた。