2013年のマツダ中国販売目標、6.9%増の20万台…3年ぶりの前年超えへ

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マツダCX-9 の2013年モデル
  • マツダCX-9 の2013年モデル
  • 新型マツダ6(アテンザ)ワゴンとセダン

大型休暇の春節が要因で、1月の中国新車販売が回復傾向を示した日本の主要自動車メーカー。そんな中、マツダが2013年の中国新車販売目標を発表した。

これは2月4日、マツダの中国現地法人が明らかにしたもの。2013年の中国販売目標に関して、「前年比6.9%増の20万台に設定する」と公表されている。

マツダにとって、この目標にかける意気込みは大きい。というのも、マツダの中国新車販売は、2年連続で前年実績を割り込んでいるからだ。2012年は18万7087台にとどまり、前年比は12.9%減。昨年9月、尖閣諸島問題に端を発した大規模な反日デモの後、日本車に対する買い控えの影響を受けた形となった。

3年ぶりの中国での販売増を目指すマツダ。目標達成のために、2013年は新型車を積極投入する計画だ。1月末には、大型SUVの『CX-9』の大幅改良モデルを発売。2013年後半には、新型『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)もスタンバイする。

マツダの中国法人の山田憲昭会長兼CEOは、「販売目標の達成に向けて、中国市場でマツダブランドをアピールしていく」とコメントしている。

《森脇稔》

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