スズキが発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比1.4%増の1兆8227億円となった。
海外市場では、円高による為替換算の影響や欧州での販売減少などで不振だったが、国内では新型『ワゴンR』の発売など、商品力強化で、販売は好調に推移。四輪車の売上げ台数は同6.7%増の185万9000台だった。二輪車は同1.6%減の101万5000台と低調だった。
収益では、為替影響や海外での売上減少などによる減益要因を、国内四輪車の販売増加や原価低減などによる増益要因で吸収。営業利益は同5.9%増の928億円。経常利益は同5.2%増の1013億円。当期純利益は同19.2%増の484億円だった。