1月のメルセデス中国新車販売、15.4%増…4か月ぶりに回復

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メルセデスベンツEクラスのロングホイールベース仕様
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メルセデスベンツは2月5日、1月の中国(香港を含む)における新車販売の結果を明らかにした。1月の総販売台数は過去最高の1万6695台。前年同月比は15.4%増と、4か月ぶりに前年実績を上回った。

メルセデスベンツを擁するダイムラーは、北京汽車との間で、中国合弁会社の北京ベンツを設立。2006年からメルセデスベンツ『Eクラス』を、2008年から『Cクラス』を現地生産している。

1月中国新車販売が回復した理由について、メルセデスベンツは明らかにしていない。しかし2012年秋、中国市場に新型『Bクラス』を投入。2010年5月に生産を開始した中国専用のロングホイールベース車、『EクラスL』や、2011年12月から現地生産車に加わった『GLK』も、販売増に貢献したもよう。

また、スマートブランドの1月販売も好調。中国での支持を伸ばしているという。

メルセデスベンツは2012年、中国で19万6211台を販売。前年比は1.5%増と、競合するアウディやBMWと比較すると微増だった。2013年は中国プレミアムカー市場において、巻き返しに出る。

《森脇稔》

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