マツダが発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、当期純利益が255億円で黒字となった。前年同期は1128億円の赤字だった。
主要市場での販売台数は、国内では『CX-5』の販売が好調に推移していることなどから、9.4%増の15万台。北米では前年同期比1.5%増の27万台となった。欧州は同7.6%減の11万9000台となったが、CX-5の販売は好調に推移している。また、中国は同21.5%減の12万9000台だったが、販売は徐々に回復している。その他の市場はオーストラリアやアセアン地域での好調な販売を維持し同15.7%増の22万5000台となった。
グローバル販売台数は、同0.2%増の89万3000台となった。この結果、売上高は同8.2%増の1兆5351億円と増収となった。
営業利益は、台数・構成やコストの改善等により、196億円(前年同期は542億円の赤字)、経常利益は213億円(同581億円の赤字)にそれぞれ転換した。