日本ミシュランタイヤは2月5日、スポーツラジアルタイヤ「パイロット パワー 3」などの二輪車用タイヤ6種を発表した。
同日発表されたのは、「パイロット パワー 3」に加えて、同じくスポーツラジアルタイヤ「パワー スーパースポーツ」、大型トレールバイク向けタイヤ「アナキー III」、ハイパー・スクーター用ラジアルタイヤ「パワー ピュア SC ラジアル」、「パイロットストリート」、「パイロットストリート ラジアル」の6種類。それぞれ、2月6日以降今春から今秋にかけて発売される。
「パイロット パワー 3」や「パワー スーパースポーツ」といったスポーツモデルでは、新開発のデュアル・コンパウンド・テクノロジー「2CT+」の採用、コーナリングトレッド・ショルダーのソフトコンパウンドの下層にハードコンパウンドを配置することで、コーナリング時にスロットルを大きく開けた際の安定性が向上している。
同社のベルナール・デルマス社長は、「(本日発表した)6製品とも、"トータル・パフォーマンス"を重視するというミシュランの基本理念を体現したタイヤである」とした上で、「ミシュランの二輪車用タイヤでは特に"セーフティ""ライディングプレジャー""耐摩耗性"の向上を推し進めており、どの性能も水準以上のパフォーマンスを備えることはもちろんのこと、それがきれいに調和されていることが、ミシュランの考える"トータル・パフォーマンス"」と付け加えた。