1月のBMWグループ米国販売、2.3%増…SUVに支持

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BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは2月1日、1月の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、2万0915台を販売。前年同月比は2.3%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

BMWブランドは1万6513台を販売し、前年同月比は0.7%増と5か月連続のプラス。その内訳は、乗用車系が15.1%減の1万0044台と4か月ぶりのマイナス。ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)は41.3%増の6489台と、6か月連続の前年実績超えだ。

乗用車系では、主力の『3シリーズ』が4831台にとどまり、前年同月比は27.9%減と4か月ぶりに減少。『5シリーズ』も2585台で、前年同月比は19.6%減と、3か月ぶりに前年実績を下回る。米国ではクーペとカブリオレだけが設定される『1シリーズ』も、前年同月比28%減の304台と3か月連続のマイナス。『6シリーズ』は3.7%増の424台と堅調だった。

SAVでは、『X3』が前年同月比18.9%増の2005台と、好調を維持。『X5』は56.5%増の4084台と、2か月ぶりのプラス。『X6』は34.8%増の380台を売り上げた。2012年8月に米国初上陸を果たした『X1』は、1165台を登録する。

MINIブランドは、前年同月比10.4%増の3682台と、1月の販売新記録を達成。MINI『クーパー』『クーパーS』が、4.4%増の1654台と支持を集める。

BMWオブノースアメリカのLudwig Willisch社長兼CEOは、「2012年12月の歴史的な販売結果に続き、2013年1月の結果も、成長が持続していることを示している」と述べた。

《森脇稔》

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