SHOEI第1四半期決算、国内向け好調で増収、工場稼働率アップで黒字転換

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SHOEIが発表した2012年10-12月期(第1四半期)の連結決算は経常利益が3000万円と黒字転換した。前年同期は1100万円の赤字だった。

売上高は前年同期比4.1%増の18億2000万円と増収だった。

国内向けは、二輪車市場の底打ちと新製品効果によるヘルメット販売の大幅増に加え、防衛省向けヘルメットなどの官需向け製品販売が増加し、前年同期比で約2倍の売上高となった。海外向けは、欧米市場の低迷が続いているのに加え、代理店の仕入調整、1月の新製品投入前の様子見も加わって低水準だった。

二輪乗車用ヘルメットの生産数量は、国内向けが好調で同9.0%増となった。

収益は、増収効果、為替水準の円安効果に加え、新製品受注増に伴う前倒し生産と国内向け販売の大幅増加により工場稼働率が大幅に回復したため、営業利益は4500万円の黒字となった。当期純利益は800万円となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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