プジョー・シトロエン・ジャポンは1月31日、シトロエン『DS3ウルトラマリン』を100台限定で発売した。
この限定車は、日本独自のパッケージ仕様で、名称も日本専用だ。プジョー・シトロエン・ジャポン広報部シトロエンPRマネジャーの村田佳代さんによると、カラーそのものの設定は本国には存在するが、レザーとの組み合わせなど、パッケージとしての仕様は日本だけだと話す。
村田さんは、「日本車ですとコンパクトイコール経済的、燃費などが特徴だと思いますが、DS3は大人のスタイルを持った方があえて選ぶプレミアムなコンパクトというのがコンセプトです。DSライン自体のコンセプトが、上級なマーケットを狙うというグローバルな戦略があり、(今回の限定車も)その一環で、このコンセプトを特化させたモデルです」と述べる。
また、DS3は『DS3ウルトラプレステージ』というモデルを昨年発売した。これは、「DS3の最上級モデルで、『DS4』や『DS5』と同じクラムレザーシートや、ダッシュボードを違う色目にするなど、コンパクトカーの中でもよりプレミアム感を感じさせています」とし、これはウルトラマリンも同様で、今後のウルトラシリーズはこの方向性を特化させていきたいとする。
そして、「今までにないカラーリングやコンビネーションを確立させて、特別感を出そうとしています。シトロエンの限定車は評判が良く、プジョー・シトロエン・ジャポンから在庫車がすぐに無くなるくらいなので、今回も期待しています」と語った。