米国の自動車最大手、GMは1月27日、ブラジル工場に、第3シフトを追加すると発表した。シボレーブランドの小型車の増産に乗り出す。今回、シフトを追加するのは、ブラジル南東部のサンパウロ州サン・カエタノ・ド・スルのグラバタイ工場。同工場では、シボレーブランドのコンパクトカー、『オニキス』や『セルタ』を組み立てている。追加シフトの導入は、2012年10月に現地発売したオニキスの販売好調を受けての対応。また、2013年2月には、新型コンパクトセダンの生産が同工場で開始されることから、これに備えるのも目的だ。第3シフト追加に伴い、GMは1450名の新規雇用を創出する計画。周辺サプライヤーまで含めると、ブラジル南部で、さらに1000名の雇用が見込めると試算する。GMサウスアメリカのJaime Ardila社長は、「過去15か月で、シボレーの新型車9車種をブラジルに投入。GMは成長を遂げてきた」とコメントしている。
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