新たな所属先チームとなるイギリス・ブラックリーのメルセデスAMGファクトリーを訪問したルイス・ハミルトンは、メルセデスAMGが2013年のタイトルチャレンジャーとなれるという確信を抱いたようだ。
昨シーズンの終盤はとくにメルセデスAMGの不振は際立っていたにも関わらず、ハミルトンはトップチームへのチャレンジの可能性を否定しない。先日のファクトリー訪問が彼の気持ちを上向かせたというのである。
「勝つことが僕の生きがいだ。毎年そのことを目標に働いてきたのだから、今年も同じようにするだけだよ。レッドブルやマクラーレン、フェラーリといったすでにフロントランナーたちのチームに勝つというのは容易ではないけど、僕は不可能だとは思っていない」
「12月上旬にブラックリーを訪問した際にいろんなことを質問してみた。短い時間で少しでもチームの現況を理解したかったからだ。感心したのはファクトリーメンバーの熱意だね。劣勢を逆転しようという凄まじいまでの意欲が、僕の冬のモティベーションを変えた」
「今年は面白いシーズンになると思うよ。旅のようなものだと僕は思う。チームに馴染むこと、新しい仲間のことをまず覚えることが大変だろうね。でも、この段階を過ぎたら、あとは一緒に栄光への旅路を楽しむだけさ」