1月14日、米国で開幕したデトロイトモーターショー13。BMWは3車種をワールドプレミアしたが、そのうちのひとつが、『Z4』の2013年モデルだ。
現行Z4は2世代目で、2009年1月のデトロイトモーターショー09がワールドプレミアの場だった。それから4年を経たデトロイトモーターショー13において、Z4が初の本格改良を受けている。
2013年モデルのハイライトといえそうなのが、エントリーグレードの「sドライブ18i」の登場。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、「sドライブ20i」グレードと共通だが、最大出力は156ps、最大トルクは24.5kgmと、sドライブ20iよりも28ps、3kgm低く抑えられる。それでも、0-100km/h加速は7.9秒、最高速は221km/hと、動力性能は十分。
また2013年モデルでは、内外装をリファイン。外観はヘッドライトを小変更。LEDのライトリングのデザインを見直し、新鮮さを醸し出す。17インチまたは18インチのアルミホイールも新デザイン。ボディカラーには、バレンシアオレンジなど新色3タイプが設定された。
室内は、中央の空調やiドライブの操作系周辺をハイグロスブラック仕上げとして、クオリティを向上。新設定の「デザインピュアトラクション」パッケージでは、ブラックのレザーシートにオレンジのストライプが添えられるなど、特別な演出が施される。