APEV福武会長「超小型EV向けのモーターとインバーターを廉価で入手する」

自動車 ニューモデル モビリティ

電気自動車普及協議会の福武總一郎会長
  • 電気自動車普及協議会の福武總一郎会長
  • 日産 ニューモビリティコンセプト(参考画像)
  • トヨタ車体・コムス(参考画像)
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電気自動車普及協議会(APEV)は1月15日に東京都内で記者会見を行った。その席上、福武總一郎会長(ベネッセホールディングス会長)は、超小型電気自動車(EV)の開発を促進するため、共同購入によってモーターとインバーターを廉価で入手する計画を明らかにした。

現時点で入手可能なEV用のモーターとインバーターは、大きく分けて2種類ある。一つは電動のフォークリフトやゴルフカート向けに開発された輸入品。これは価格が高くないものの、EVに用いるには満足な性能が得られないという問題がある。もう一つが、国内の大手メーカーによる試作品だ。こちらは極めて高い性能を持っているものの、価格が100万~400万円と非常に高価となっている。

これでは、実際のビジネスベースに乗せるのは不可能と言っていい。そこで、APEVでは海外企業と連携して、安価で高性能なモーター、インバーターの開発プロジェクトを進めている。「現在、フィリピンで5kWと8kWのモーターを開発しており、このプロジェクトが成功すれば、モーターとインバーターの合計で500ドル(約4万4000円)で入手できるようになる。ただ、それでもまだ高いので、500ドル以下に下げられるか交渉している」と福武会長は話す。

APEVでは、今回のプロジェクトによって、EVに新たな可能性が出てくるのではないかと大きな期待を寄せている。
《山田清志》

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