レクサスが1月15日、デトロイトモーターショー13でワールドプレミアした新型『IS』。ハイブリッドの「IS 300h」以外のグレードの詳細も、明らかになっている。
新型ISのガソリンエンジン搭載車は、従来通り、「IS 250」と「IS 350」の2グレード。IS 250は2.5リットルV型6気筒で、最大出力は204ps/6400rpm、最大トルクは25.5kgm/4800rpm。トランスミッションは6速ATだ。
IS 350は、3.5リットルV型6気筒。最大出力は306ps/6400rpm、最大トルクは38.2kgm/4800rpmを引き出す。トランスミッションは現行の6速ATから、FR車のみ8速ATの「SPDS」(スポーツ・ダイレクト・シフト)に進化。レクサスは、「滑らかな加速と高い応答性を実現した」と説明する。
走行性能面では、スポット溶接とレーザー溶接の長所を兼ね備えた「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」などの新技術を積極的に導入。レクサスによると、ボディ剛性を高め、優れた操縦性や走行安定性を実現しているという。
新型ISは日本国内では2013年春、発売される予定。なお、「Fスポーツ」ではない標準仕様は、フロントグリルが横基調のデザインとなる。