全体相場は4日続伸。
外為市場での円安の流れを受け、寄り付きは輸出関連株を中心に買いが先行。しかし、甘利経済再生担当相の過度の円安を警戒する発言で円高に振れたことから、上げ幅が縮小。決算発表の本格化、日銀の政策決定会合などを控え、様子見気分が強まった。
平均株価は前週末比77円51銭高の1万879円08銭と続伸。
自動車株は全面高。
トヨタ自動車が5円高の4265円、日産自動車が10円高の883円と続伸。
マツダが5円高の209円と4日続伸。9日に大手外資系証券が目標株価を225円に引き上げたが、これに続き、大手証券が目標株価を230円に引き上げた。新モデルの販売増に期待したもので、個人資金も流入しているもよう。
スズキが71円高の2417円と大幅続伸し、いすゞが反発。
全面高の中、三菱自動車が1円安の93円と小幅安ながら下落。
ホンダが一時60円高まで上げたが、引けは3380円で変わらず。