富士重工業は、2013年暦年の生産・販売(小売)計画を発表。生産は前年比1.6%減の74万1000台、販売は同6.1%増の75万台とした。
国内生産は、世界各国で導入が本格化する新型『フォレスター』が大きく伸び、『インプレッサ』および『スバル XV』が堅調に推移する一方、前年の増産により在庫の充足が進みつつあること、および昨年2月に軽自動車の生産を終了したことから、ほぼ前年と同水準となる56万9000台とした。
海外生産については、北米における『レガシィ』『アウトバック』の販売は好調が続いているが、前年の増産により在庫の充足が進みつつあることから、前年比6.9%減となる17万2000台とした。
国内販売は、先進運転支援システム「アイサイト」による安全性訴求に加え、昨年11月にモデルチェンジした新型フォレスターと、スバル XV、アウトバックを合わせたSUVシリーズを訴求することで、16万2000台とした。
海外販売は、新型フォレスターとインプレッサおよびスバル XVを中心に、米国、中国など主要市場で販売を伸ばし、2年連続で前年を上回り、暦年過去最高となる58万8000台とした。