新型『レンジローバー』が、ジャガー・ランドローバー・ジャパンから発表された。4代目となるこのモデルも、歴代同様、特徴あるドライビングポジションを備えている。
「レンジローバーには、ドライバーに大きなガラスエリアから、高いアイポイントと十二分に広大な視界を提供するという、レンジローバーDNAのひとつ、コマンドポジションがあります」とは、ジャガー・ランドローバー・ジャパンマーケティング・広報部ディレクターの作田昌子氏の弁。「今回の新型では、ルーフラインが従来よりも20mm低くなったにも関わらず、シートパッケージを工夫することによって、しっかり確保されています」と述べる。
「このコマンドポジションで得られるアイポイントは、レンジローバー以外のほとんどのラグジュアリーSUVよりも、およそ90mm高くなります」といい、「この90mmの差を身長差で考えてみると、当然座高にもよりますが、およそ20~30cmに相当すると考えられます。そう考えると90mm高いアイポイントというのが大変なアドバンテージであることがお分かりいただけるでしょう」とその特徴を話す。
また、新型レンジローバーは従来よりもさらに、後部座席の快適性にもこだわった。「素材やその使い方、デザイン、様式自体がラグジュアリーであるだけではなく、ホイールベースを40mm拡大したことなどにより、従来モデルよりも、レッグルームで120mm、ニールームは50mm拡大しました」。また、「アクセスモード時での車高が50mm低くなり、乗降はより安易になりました。そして、よりくつろぎの空間を堪能できる2人掛けタイプのリアエグゼクティブクラスシートをオプションで用意しています」と語った。