【CES 13】米フォードが車両情報に基づくアプリの開発プログラムを公開

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フォードは、1月7日、車載機とスマートフォンをつなぐソフトウェアを作成する「フォード・デベロッパー・プログラム」を立ち上げたと発表した。開発に必要な情報やツールを提供することで、自由なアプリ開発が可能になり、従来の枠にとらわれないアプリの登場が期待される。

これまで車載器向けアプリはメーカーが依頼したソフトウェアベンダーが開発してきたが、こうした形の場合、どうしても枠にはまったアプリしか生まれてこない。そのためアプリを公開してより多くのソフトウェア開発者の参加を呼びかけていくことが必要と判断。プログラムはスタートした。まず米国内からスタートし、順次、欧州~アジアへと広げていく。

公開した車載機器はUSBで有線接続するか、近距離無線通信であるBluetoothを介してスマートフォンとつなぐもの。スマートフォンはiOS、Androidのいずれにも対応しており、ユーザーを限定しないアプリケーションの開発を促す。

具体的には、フォードのWebサイトからソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)と資料をダウンロードし、これによってフォードが提供しているテレマティクスサービス「SYNC」と組み合わせたアプリの開発がスタートできる。参加資格などはとくに設けていないという。ここで生まれたアプリは「Applink」と呼ばれる音楽、ニュース、ナビゲーションの3つのカテゴリーに分けられ、サービスの提供をする際は最終的にフォードが審査を行う。

今後は車速や舵角センサーとの連携が可能になる車載LAN「CAN」に接続可能となる予定で、その際は車両情報をベースとしたより本格的なアプリの開発が可能になる。

また、フォードは開発者同士で様々な情報が交換できるコミュティサイトを立ち上げ、ここを通じてフォードへの質問できるようにもする。プレスカンファレンスでは実際に開発者が登壇し、その開発を行っている経験談も交えた説明を行った。

フォードはアプリ開発のシステムにかかわる提携企業も同時に募集。この日は9社が加わったことも発表した。ニュースでは米Wall Street Journalや米USA Today、Kaliki、音楽分野ではAmazon.やRhapsody、Aha Radio、Greater Media、ナビゲーション分野ではGlympse、BeCouplyが加わった。プレスカンファレンスではこの9社がすべて出揃い、実際に体験するコーナーも用意。これらはCES 13のフォードブースでも体験できるようになっていた。
《会田肇》

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