オーテックジャパンは「一品車」と名付けたオーダーメイド車を提案している。もともとオーテックジャパンは日産車をベースに架装した『ライダー』シリーズを手がけているが、それをさらにユーザーニーズに応じた特別架装を施したものだ。
そのひとつが『NV350 CARAVAN Rider Transporter』で、レーシングカートを搭載したり、簡易ベッドを展開できるように手が加えられている。
オーテックジャパンの村手尚隆氏によると「今回の車は参考出品ということであえて値段は表示していないが、これとまったく同じ仕様の車が欲しいということであれば、基本的には同じ車を作って販売することができる」という。
さらに「我々一品車と呼んでいるが、オーダーメイドで造る車としてお客さんに提案しているので、ここまでの仕様は必要ないならば、それに合わせた形でお渡しする」と説明。
ちなみに「オーテックで受ける場合は、基本は新車を改造し、新車として販売する」という。なお、NV350 CARAVAN Rider Transporterの改造費はベースのRiderに対し「床とベッドとパネルなど全部セットしても数十万円台の後半というイメージ」としている。