AJフォイト・レーシングは、2013年シーズンに佐藤琢磨をドライバーとして起用することを決め、正式に契約を結んだことを発表した。琢磨はホンダがエンジンを供給するNo.14のマシーンでIZODインディカー・シリーズに参戦する。
AJフォイト・レーシングは、琢磨のオーバルレースへの適応力の高さに注目。昨年、様々なサーキットで優勝争いを演じてきた琢磨だが、とりわけフォイトの関心を引いたのが、昨年のインディ500だったという。最終ラップで首位のダリオ・フランキッティに挑んだバトルは、最終的には琢磨がウォールに接触するという劇的なエンディングを迎えたが、極めて勇敢なものであり、琢磨が身をもって示した「ノー・アタック、ノー・チャンス」という姿勢を、フォイトは高く評価しているという。
琢磨が参加する今季のテストは、2月に予定されている。