旧居留地にある神戸商船三井ビルの耐震補強工事が完了

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神戸商船三井ビル
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商船三井は、神戸市中央区海岸通(旧居留地)に所有する「神戸商船三井ビル」の耐震補強工事を完了した。

神戸商船三井ビルは1922年4月、同社の前身である「大阪商船」の神戸支店として、日本を代表する建築家の渡辺節氏により設計されたルネッサンス式の石積み建造物。戦災や震災を経て、90年にわたり、港町・神戸のランドマークとして広く認識されており、現在は1-2階の大丸神戸店を始め、約60のテナントが入居している。

今回の耐震補強工事では、建物の美観が損なわれないよう補強骨組みに工夫を施した。約1年にわたる困難な工事を続け、強い地震にも耐えられる強度を確保しながら、従来と同じ重厚な外観を保持している。

《レスポンス編集部》

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