2012年のアウディ中国販売、29.6%増 の40万台…新記録

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アウディA6L
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アウディは1月7日、中国(香港を含む)における2012年の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、初の40万台超えとなる40万5838台。前年比は29.6%増と、大きく伸びた。

販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』の3車種。アウディによると、この3車種で2012年、全体の約8割にあたる32万2700台を販売したという。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。

3車種の内訳は、A6Lが新記録となる13万2872台を販売し、中国のビジネスセダン分野のベストセラー車に君臨。前年比は17.3%増だった。A4Lは前年比18.7%増の10万0340台、Q5は64.9%増の8万9488台を売り上げる。

また、ドイツなどからの輸入車は、前年比36.2%増の8万3138台を販売。その内訳は、『Q7』が前年比10%増の2万1360台、『A8』『S8』が51.7%増の1万8857台、2012年の半ばに投入した『Q3』が2145台だ。

アウディのルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「2012年、世界最大市場の中国で、引き続き成功を収めた。今回の販売新記録が、中国プレミアムセグメントナンバーワンという地位を、さらに強固なものにする」と述べている。

《森脇稔》

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