セバスチャン・ベッテルは、エイドリアン・ニューウィーと共に働くことを夢のような経験であり、彼が自信を与えてくれると絶賛する。
ベッテルがレッドブルでタイトル3連勝を実現した原動力とも呼ぶべき存在がニューウィーであり、この両名が共にフェラーリから熱いラブコールを受けているのは、パドックでは有名な話。ベッテルはレッドブルにおけるニューウィーの重要さを強調し、彼の存在が自信の源であるとまで語る。
「レッドブルにいて良かったと思えることはとても大切であり、それを言い変えればコンペティティブなマシンが与えられるかどうかに尽きるんだ。現時点で僕はこの二つに恵まれている。エイドリアンがすばらしいマシンを作ってくれることが僕の自信になる。そんな彼と共に働くのは夢のような経験だ。来年はもっといい仕事が出来ると思っているよ」
一方のニューウィーは、レッドブルを離れる気はまったくなく、ここがF1キャリア最後のチームであると語る。
「レッドブルで働くのは素晴らしい経験だ。 私は一生をモーターレーシングに捧げたくはないと思っているし、それはF1であっても同じこと。だが、今のところは十分楽しませてもらっている。自分自身が楽しめて、なおかつ働き口が用意されている間は、私の仕事もそのまま続くだろう」
「このチームはエゴや駆け引きがとても少ない。何か思わしくないことがあっても、すぐに生贄を求めるようなこともない。このことはクリエイティブな作業に作用するし、リザルトや手に入れたタイトルを見ればこうしたチームの雰囲気がいかに大切かがわかるはずだ」