トヨタ自動車は12月25日、フルモデルチェンジした新型『クラウン』(ロイヤルシリーズ、アスリートシリーズ)を発表し、同日発売した。初代が1955年に誕生して以来、今回のモデルは14代目となる。
これまで、ハイブリッドは専用モデルだったが、新型車から「ロイヤル」と「アスリート」それぞれにハイブリッドシステム搭載モデルがラインナップされている。先代のハイブリッドモデルの3.5リットルV6エンジンから今回のモデルは2.5リットル直列4気筒エンジンにダウンサイジング。カタログ燃費は23.2km/リットル(JC08モード)を達成した。
新たに開発されたFR専用ハイブリッドシステムは、最高出力178ps・最大トルク22.5kgmを発生する「2AR-FSE」エンジンと最高出力143psと最大トルク30.6kgmを発生する電気モーターとの組み合わせ。バッテリーはニッケル水素式を採用した上、システム全体で220psを発揮する。