セコムは、民間防犯用としては、世界初となる自律型小型飛行監視ロボットの試作機を開発した。
試作機には、セコムがこれまでに培ってきた画像解析技術やセンシング技術、ロボット技術などを応用。また、安全面への配慮として、飛行領域は敷地内に限り、人や車などの対象とは一定の距離を保つよう設計されている。
オンライン・セキュリティシステムと組み合わせ、異常発生時には、不審者を自律飛行で追跡し、その特長を鮮明に画像として記録し、セコムに送信。不審者の情報を的確に捉えることで迅速な対応を可能とする。
同社では、小型飛行監視ロボットの実用化に向け、開発を進めていく。