日本でもおなじみの元F1ドライバー、ジャン・アレジ選手。同選手が、現役レーシングドライバーを引退することが分かった。
これは12月18日、フランスのスポーツ専門メディア、『L‘EQUIPE』が伝えたもの。同メディアのインタビューに応じたアレジ選手は、「現役引退を決めた」と明かしたというのだ。
アレジ選手は1989‐2001年の12年間、F1に参戦。フェラーリ時代に、F1で1勝を挙げた。その後、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で活躍。2010年はルマンシリーズにエントリーした。
2011年には、グループロータスのブランド大使に任命。ロータスカーズの市販車のアピールに貢献した。2012年には、ロータスエンジンを搭載するマシンで、インディ500への参戦も果たしている。
現在48歳のアレジ選手。2013年もインディ500参戦に意欲的と伝えられていたが、同メディアに対して、「もうスポンサーを探す気分じゃないよ」と話したという。