【GARMIN Edge 800J】最高峰のサイクルコンピュータ[写真蔵]

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本体はサイコンとしては大きめ。自転車のハンドルに取り付けても違和感のないギリギリの大きさといったところだ。
  • 本体はサイコンとしては大きめ。自転車のハンドルに取り付けても違和感のないギリギリの大きさといったところだ。
  • GARMIN Edge 800J
  • 液晶ディスプレイは昼間の屋外でもはっきり見える。操作ボタンは本体左横の電源スイッチと、正面下にある2つのボタンのみ。タッチ操作なのでボタンは少ないのだ。
  • 本体裏側にminiUSB端子とmicroSDカードスロットがある。
  • ステムかハンドルバーにベースをゴムバンドでこのように固定。後は本体を横向きにあてがい、90度回転させるだけで固定できる。
  • ケイデンス/スピードセンサーをチェーンステイにタイラップで固定し、付属のマグネットをクランク、ホイールのスポークそれぞれに固定する。
  • ハートレートセンサーはこのようなベルトタイプで、胸に巻きつけるように装着する。
  • バーチャルパートナーの画面。ベストタイムを出した時の自分と勝負してタイアップを図ることができる。

自転車ブームが続くなか、手軽な通勤やポタリングからより本格的なロードバイクへとステップアップする人も増えている。そこでぜひとも欲しくなるのがサイコン(サイクルコンピューター)だ。なかでもGARMIN「Edge 800J」は、数あるサイコンの中でも最高峰モデルのひとつだと断言できる。

速度や走行距離、ケイデンスなどのサイコン機能、心拍数や消費カロリーのフィットネスウォッチ機能、現在位置や走行ルートの保存、ルートガイドびカーナビ機能など、GARMINが揃える各種GPS端末の機能を1台に凝縮させた本機は、その多彩なファンクションが最大の特徴だ。

本機の場合、各センサーと本体との接続は全てANT+規格によるワイヤレス接続なので、本体の自転車への取り付けは非常に簡単。付属のマウントをゴムバンドなどでハンドルかステムに固定するだけでいい。

センサーはスピードセンサー(ホイールの回転数を検出)とケイデンスセンサーを一体化したものが付属している。このセンサーはチェーンステーにタイラップで固定し、ホイールのスポーク、ペダルのクランクそれぞれに磁石を固定する。

スピード/ケイデンスセンサーはバッテリーを内蔵しているがANT+規格は消費電力が非常に小さく、バッテリーライフを気にする必要はほとんどない。また、センサー本体にボタンがひとつ装備されており、これを長押しするとホイール、クランクの磁石を検出した時にボタンが光る。つまり、Edge 800J本体を使わずにセンサーだけで磁石の位置調整ができるようになっているのだ。

一方、人間の心拍数は胸に装着するベルト型のハートレートセンサーが付属している。こちらもバッテリー内臓だがやはりバッテリーライフを気にする必要はなく、スイッチなども一切ない。装着すれば自動的に電源が入る仕組みだ。

Edge 800J本体は幅51×高さ93×厚み25mmというサイクルコンピュータとしてはやや大振りなサイズで、38×56mmのカラーディスプレイを搭載する。ただし重量は98グラムと軽く、自転車の軽量さをスポイルしないように配慮されている。電源にはリチウムバッテリーを搭載し、約15時間の駆動が可能。丸一日走り続けるようなハードなツーリングでもバッテリー切れになることはない。また、当然ながらボディは防水仕様だ。

《レスポンス編集部》

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