JR貨物が発表した11月の輸送動向によると、コンテナは前年同月比0.5%増の177万4000トンとなった。
アメリカの販売不振で農産品などが前年を下回ったものの、震災で被害を受けた生産拠点の復旧で紙・パルプが増えたほか、エコ関連物資なども前年を上回り全体では微増となった。
品目別で自動車部品は同1.2%減の8万トンだった。
車扱いはセメント・石灰石が増えたものの、石油が一部区間での輸送終了により前年を下回り、全体では前年比0.3%減の86万3000トンとなった。
このうち、車両は同16.1%減の7万3000トン、石油が同4.4%減の57万4000トンだった。