東京商工リサーチは、2012年11月の東日本大震災関連倒産の調査結果を発表した。東日本大震災関連倒産は41件で、負債総額は935億7800万円。2か月連続で40件台で推移した。
地区別では、関東26件、東北8件、中部3件、北陸2件、近畿と四国が各1件だった。このうち、東北は宮城3件、青森と秋田が各2件、岩手1件だった。
産業別では、サービス業他(宿泊業・飲食店などを含む)が11件で最も多かった。次いで製造業が10件、小売業と建設業が6件、卸売業4件と続く。被害型では、「間接型」が39件で、「直接型」が2件だった。
なお、震災発生から1年9か月目となる2012年11月で、累計倒産件数は1005件、負債総額は1兆3491億円となった。