イタリアの自動車大手、フィアットのインド法人、フィアットグループ・オートモビル・インディア・プライベート・リミテッドは12月6日、2013年にジープブランドをインド市場に導入すると発表した。
これは、フィアットとクライスラーグループの提携を生かした戦略。クライスラーグループ傘下のジープブランドが、初めてインド市場に正規輸入される。
インドで発売するジープブランド車は、『ラングラー』や『グランドチェロキー』など。現地のフィアットディーラーを拡大する形で、ジープの販売ネットワークを構築し、2013年内にインドでジープ各車を発売する予定。
また、フィアットグループ・オートモビル・インディア・プライベート・リミテッドは、今後数年間にインド市場へ、フィアットとジープブランド車の新型(改良モデルを含む)9車種を導入する計画だ。
ジープブランドのマイク・マンレイ社長兼CEOは、「我々のインド市場攻略は3本柱で進める。まずは、ジープブランドの導入。そして、ディーラーネットワークの拡大。最後がインドでの認知度向上だ」とコメントしている。