峠で正面衝突、チャイルドシート着座の男児が意識不明の重体

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4日午後2時5分ごろ、長野県岡谷市と塩尻市の境界付近の国道20号を走行中の軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車に同乗していた生後9か月の男児が意識不明の重体となっている。

長野県警・岡谷署によると、現場は岡谷市と塩尻市の境にある塩尻峠で、片側1車線のカーブが連続する区間。軽乗用車は峠を下っている最中に対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。軽乗用車の後部座席に装着したチャイルドシートに着座していた生後9か月の男児は全身を強打。ドクターヘリで病院へ搬送されたが、意識不明の重体となっている。また、軽乗用車を運転していた諏訪市内に在住する34歳の男性と、後部座席に同乗していた34歳の女性が骨折などの重傷。乗用車側の3人が打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、現場ではみぞれが降り、路面が滑りやすい状態となっていた。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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