11月の韓国キアの米国新車販売、新記録…燃費誇張問題は影響せず

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韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは12月3日、11月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、11月の新記録となる4万1055台。前年同月比は10.9%増で、27か月連続で前年実績を上回った。

乗用車系では、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が、前年同月比33.4%増の1万2715台と牽引。小型トールワゴンの『ソウル』は7257台を売り上げ、前年同月比は6.2%増と4か月連続で前年実績を上回った。入門コンパクトカーの『リオ』も、15.5%増の2494台と人気を集める。『フォルテ』は3.2%増の4266台。

SUV系では、主力の『ソレント』が前年同月比12.2%増の1万0851台と5か月ぶりの前年実績超え。『スポーテージ』も、29.5%減の2269台と、引き続き減少傾向だ。

キアモーターズの2012年1‐11月米国新車販売は、前年同期比17.3%増の51万8421台と、初の50万台超え。同社に関しては11月1日、親会社のヒュンダイとともに、米国で燃費性能を誇張していたことが発覚したが、11月の販売結果を見る限り、その影響は出ていない。

《森脇稔》

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