11月のトヨタのインド新車販売、26%減…エティオスが半減

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トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は12月1日、11月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万0352台。前年同月比は26%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

販売が落ち込んだ要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』シリーズの失速。同車の11月販売台数は、4231台。前年同月比は49%の大幅減で、3か月連続で前年実績を下回る。

一方、ミニバンの『イノーバ』は引き続き好調。改良モデル投入の効果により、11月は4682台を販売し、前年同月比は9%増。SUVの『フォーチュナー』も19%増の1025台と、マイナーチェンジの効果が持続する。『カローラ アルティス』は362台、新型『カムリ』は46台を売り上げた。

TKMのサンディープ・シン常務は、「11月の販売が落ち込んだのは、工場で生産調整を行ったため。2013年第1四半期(1-3月)には、インド新車市場は回復に向かうだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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