欧州で唯一の公的衝突テストを行うユーロNCAPコンソーシアムは11月28日、新型スバル『フォレスター』の衝突安全テストの結果を明らかにした。ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hで行う。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で行われる衝突テストだ。2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを採用。評価の割合に応じて、ポイントが配分されるようになった。最重要視される「成人乗員保護性能」に、ポイントの50%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」には各20%、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置の有無」には10%を配分する。最高評価の5つ星を獲得するためには、総合評価が90ポイント以上必要とされる。新型フォレスターのテスト結果を検証すると、成人乗員保護性能は33点。前面衝突では、運転席と助手席ともに、ダミー人形が受けた胸と左脚への傷害レベルが、上から2番目の「ADEQUATE」と評価された。しかし、その以外の部位の傷害レベルは、最高の「GOOD」評価。また、子ども乗員保護性能は45点、歩行者保護性能は26点、安全補助装置の有無は6点。この結果、新型フォレスターの合計ポイントは110点となり、総合評価で5つ星に輝いた。スバル車の最近のユーロNCAPのテストでは、『インプレッサXV』の104点を上回る優秀な結果を残している。
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