全体相場は3日続伸。
円相場が1ドル=81円台に下落したことを受け、輸出関連株を中心に買いが継続。自民・安倍政権誕生に伴う金融緩和策強化に対する思惑から、円安傾向が続くとの観測も買いを誘っている。
平均株価は前日比194円44銭高の9024円16銭と大幅続伸。11月5日以来の9000円台を回復し、2日以来2週間ぶりの高値を付けた。
円安に伴う業績改善期待を背景に、自動車株は軒並み高。
ホンダが126円高の2591円と続伸。
日産自動車が36円高の738円、トヨタ自動車が110円高の3325円と続伸。
マツダが8円高の121円と大幅続伸し、5月8日以来半年ぶりの120円台回復。自動車セクターの中でも円安メリットが大きいとみられ、特に1ユーロ=103円台に円相場が軟化したことが株価の支援材料となっている。