レッドブルは、来年以降もF1参戦を続けるためには、提案されているエントリーフィーの大幅値上げを受け入れざるを得ないとの判断に傾いているという。
FIAが2013年からのエントリーフィー大幅引き上げを提案していることは既報のとおりだが、レッドブルクラスのチャンピオンチームの場合、400万ドルを超えるものと見られている。
F1参戦費用の引き下げが問題となっている中で、値上げ案を持ち出されたときには驚愕したが、FIAがこれを提案せざるを得ない状況も理解するとクリスチャン・ホーナーは語る。
「ジャン・トッド(FIA会長)からは、エントリーフィー値上げの理由についてはっきりとした説明があった。FIAのプランだとポイント獲得の多いチームがより多くの負担を強いられるが、その理由については理解できるので、FIAの提案は受け入れざるを得ないだろう。コスト削減という基本理念とはやや矛盾する部分もあると感じてはいるけどね」