日産 アルティマ 新型、豪V8スーパーカーシリーズ参戦マシンが完成

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日産アルティマ V8スーパーカー
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日産自動車は10月30日、オーストラリアのメルボルンにおいて、レーシングカーの『アルティマ V8スーパーカー』を初公開した。

同車は日産の北米向け主力中型セダン、新型『アルティマ』をベースに、オーストラリアで人気のモータースポーツ、「V8スーパーカーシリーズ」参戦用に開発したレーシングカー。日産は2013年から、このアルティマでV8スーパーカーシリーズに参戦する。

アルティマ V8スーパーカーは、V8エンジンを搭載するというレギュレーションに従い、VK56DE型5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンに換装。このエンジンは2011年のFIA GT1世界選手権を制した日産『GT-R』で定評あるユニットだ。

なお、オーストラリアでは2013年2月から、このエンジンを積む高級SUV、新型『パトロール』(旧『サファリ』)が発売されることになっている。

V8スーパーカーシリーズはFIA(国際自動車連盟)公認のツーリングカーレース。現在、GM傘下のホールデンとフォードモーターの2社がエントリーしている。すでに2013年シーズンは、メルセデスベンツも『Eクラス』で参戦することを決めており、盛り上がりを見せそうだ。

《森脇稔》

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