全体相場は反落。
前場は前日終値水準での取引が続いたが、後場入り後は円相場の上昇を嫌気し一気に下落。中国・上海などアジ市場の下落が売りを誘い、引けにかけて下げ幅を拡大した。
平均株価は前日比122円14銭安の8933円06銭と反落し、9000円台を割り込んだ。
円相場が一時1ドル=79円台に上昇したことを嫌気し、自動車株は全面安。
トヨタ自動車が55円安の3080円と反落。
日産自動車が18円安の685円、ホンダが74円安の2516円と反落した。
マツダが3円安の97円と100円を割り込み、富士重工も反落。
全面安の中、日野自動車が15円高の597円と続伸。前日、国内外のトラック販売好調を背景に、2013年3月期の連結業績予想を増額修正。同社が買いを集める展開となった。