無免許の発覚を恐れて逃走か、死亡ひき逃げの男を逮捕

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21日午前0時50分ごろ、香川県丸亀市内の市道で、徒歩で道路を横断していた34歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突した。男性は収容先の病院で死亡。クルマは逃走したが、警察は後に24歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

香川県警・丸亀署によると、現場は丸亀市土器町東1丁目付近で片側2車線の直線区間。34歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたが、交差進行してきた乗用車にはねられたものとみられる。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察はひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場周辺を捜索したところ、約800m離れた同市内の民家敷地内で衝突痕のある乗用車を発見。このクルマを運転していたとみられる24歳の男から任意で事情を聞いていたところ、事故への関与を認めたことから、道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「事故を起こして逃げたことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では無免許運転の発覚を恐れて逃げたものとみて、自動車運転過失致死容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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