フランスの自動車大手、ルノーは10月22日、ブラジルで開幕したサンパウロモーターショー12において、コンセプトカーの『Dクロス』(D CROSS)をワールドプレミアした。
Dクロスは、ルノー傘下でルーマニアに本拠を置くダチアブランドのクロスオーバー、『ダスター』をベースに、アーバンオフローダーとしての雰囲気を強調したコンセプトカー。ブラジルで人気が高まるクロスオーバー市場に、新たな提案を行う。
若々しいグリーンで仕上げられたボディには、バンパーガードやサイドステップ、ルーフレールなどを追加。ルーフ上には、スペアタイヤがレイアウトされている。
ボディ後部に回ると、クオーターパネルやリアゲートを大胆にもマットブラックで仕上げているのが目を引く。ルノーによると、ブラジルのデザイン部門が手がけたコンセプトカーだという。