乗用車の平均車齢、過去最高7.95年…20年連続の高齢化

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車種別の自動車保有台数推移
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自動車検査登録情報協会が10月15日まとめた2012年版「わが国の自動車保有動向」によると、2011年度末現在の乗用車の平均車齢(人間の平均年齢に相当)は7.95年で、前年に比べ0.21年延び、20年連続で高齢化するとともに過去最高齢となった。

自動車の長期使用化がさらに進んだことに加え、東日本大震災、タイ洪水の影響で新車供給が一時的に不足したこと、下取車の減少に伴い中古車の供給不足で中古車市場に高齢車が多く発生したことなども一因と見られている。

また、2011年度1年間に抹消された車両を対象とした、乗用車の平均使用年数は12.16年で、前年より0.27年短期化して2年連続の減少となった。

車齢13年超の抹消台数が前年に比べ減少したことが影響した。東日本大震災により、従来なら抹消される高齢の車が中古車として流通したことも一因と見られている。

《レスポンス編集部》

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