トヨタ自動車が、北米市場へ投入している大型ピックアップトラック、『タンドラ』。同車が米国のスペースシャトル計画終了を受けて、引退した「エンデバー」の牽引に成功した。
これは10月12夜、ロサンゼルスのカリフォルニア科学センターで実現したもの。エンデバーが同センターに展示されるに当たって、同センターからおよそ150mの距離にある405フリーウェイを超える橋を渡るおよそ250mを、タンドラが牽引したのだ。
タンドラの牽引重量は、1万ポンド(約4.5トン)。一方、エンデバーは、機体単体重量の約15万ポンド(68トン)に加え、トレーラーなどを含めると総重量は30万ポンド(約136トン)という巨体。タンドラは、本来の牽引能力の約30倍というエンデバーの牽引にチャレンジしたのだ。
そして10月12日深夜、このチャレンジは実行に移され、タンドラはエンデバーの牽引に見事、成功。5.7リットルV型8気筒ガソリンエンジン(最大出力381ps、最大トルク55.5kgm)を搭載するタンドラが、そのタフな牽引力を証明している。

 
    


 
           
           
          
 
           
           
           
           
           
           
           
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