全体相場は続伸。
米国株高、対ユーロでの円安を受け、寄り付きは買いが先行。買い一巡後は、日銀の追加金融緩和政策に対する期待からプラス圏の小動きとなった。後場入り後は、日銀が金融政策の現状維持を発表したことで一時マイナス圏に沈んだが、引けにかけて持ち直す展開となった。
米国の9月の雇用統計発表控えで商いは低調な中、平均株価は前日比77円72銭高の8824円59銭と反発。東証1部の売買代金は9263億円で1兆円を下回った。
自動車株は高安まちまち。
ダイハツ工業が18円高の1360円と続伸。
いすゞ、富士重工、日野自動車がしっかり。
一方、日産自動車が10円安の669円と反落。タイからの逆輸入車5ナンバー小型セダン「ラティオ」を8年ぶりに全面改良し発売したが、株価は無反応だった。
ホンダが11円安の2422円、トヨタ自動車が50円安の3045円と反落した。
スズキ、マツダ、三菱自動車がさえない。